心の場所
わたしは生きている
からだがあり
血がながれている
そして心がある
やがて息がとまり
血がとまり
心がなくなる
血のながれは
心をあらわさない
それでも心は血に宿る
このからだに宿る
からだはモノにすぎない
止まった時の中では血はながれない
時の流れが心を生む
時によって血がながれる
この世界の全てが
時によってつなぎとめられるように
この血のながれが
私の心と身体をつなぎとめる
けれど血のながれは私ではない
私ではあるけれど
私の心の場所を
決定する答えではない
血の流れは答えない
からだは沈黙して佇む
心は知ることができない
それでも私はこの心を
信じることができる
愛することができる
だからわたしは生きている
この心のある場所で
-200811-