square

 

まるくて ふわふわした立体は いつも昨日のこと
とぎれない紙の上にちらばった あなたはもう動かない
紙の上にもとめた立体は いつも一瞬で
枯れてゆく食卓の上の デザートたちは報われない
それらの空間の どの場所で生きるのかを考えても
見えない隙間にしか 想像の世界の人たちは動かない
鏡のようなモニターに映る 自分さえもう見えない
なにもわからない なにが幸せで なにが不幸かも
見つけた道は いつも途中のように思えて
しかくい ごつごつした立体は いつも昨日のこと
つもりつもった言葉の上で わたしはもう動かない
ただじっと見つめる そのわずかな一瞬を
枯れてゆく感覚の上の デザートたちは気づかない
それらの次元の どの場所で死ぬのかを考えても
見えている現実にしか キーボードの指は動かない
現実のようなモニターに映る 自分の言葉さえ
なにもわからない なにが真実で なにが偽りかも
見つけた道は いつも正解と思いこむことで
さんかくの ざわざわした立体は いつも昨日のこと

-200910-